個性をカタチ

ひとりひとりのワーク

「選べる」を増やす

2019年 10月 11日

紹介

 サンアップでは、利用者に「選ぶ」楽しさを 持ってもらいたいと、 「選ぶ」機会を増やす工夫をしています。

 私を含め、多くの人が「選ぶ」ということを日常生活の中で無意識にしているのではないでしょうか。しかし、利用者の中には、置かれた環境において「自分で選ぶ」ということが少なくなってしまう人もいます。サンアップでは、日常が少しでも楽しくなるように、自分で「選べる」場面提供をしています。

 ユニフォームは、7色から自分の好きな色を3枚選ぶことができます。祝日に無料で提供するお弁当は、たくさんのメニューから好きなものが選べます。おやつタイムでも通称「駄菓子屋さん」を開き、例えば、3日間で食べきれる量の好きな駄菓子を選んでもらいます。

 また、サンアップでは、土曜、祝日も通うことができます。長い休みも逆に利用者にとって、生活リズムが崩れやすくなると考え、開所しています。 もちろん、連休中ずっと休むことも自由です。半日のみ、週1回だけなど、一人ひとりに合った利用が可能です。

 作業の内容も「洗い場がやりたい」「たたみがやりたい」など、本人の意向もくんで決めています。

 「選べない」から「選べる」へ。小さな事業所でできることはごくわずかかもしれないですが、さまざまなカタチの「選べる」を増やしていけたらいいなと思っています。

 22日の祝日弁当はケンタッキー。私が食べるメニューはこれ!